Google Adsenseの審査用コードを貼り付ける際に「閲覧できません(Forbidden access)」と表示される場合の解決方法について

Google Adsenseの審査用コードを貼り付けて保存する際に、「閲覧できません(Forbidden access)」と表示される場合の解決方法について説明します。

なお、原因によっては今回の方法で解決できない場合もあると思いますので、その点はご承知おきください。

状況の整理

解決方法に入る前に、状況について簡単にまとめます。

  • Google Adsenseの審査用コードをテーマにおける場所に貼り付けて保存する際に、「閲覧できません(Forbidden access)」と表示される
  • Google Adsenseの審査用コードを貼り付けていない状態だと保存をクリックしても問題が発生しない

つまり、審査用コードを貼り付けたことが原因で、エラーが生じていると考えられるような状況です。

以降では、このような場合において考えられる原因と解決方法などについて説明します。

原因

上記のような状況の原因として考えられるのが、利用しているサーバで動いているWAFによる通信のブロックです。

WAF (Web Application Firewall)は、Webアプリケーションのセキュリティを強化するための技術で、悪意のあるアクセスや攻撃を検知してブロックします。

今回は、審査用コードを貼り付けたことが、攻撃と認識されてブロックされたと考えられます。

確認方法/解決方法

原因について説明したところで、実際にそれが原因かの確認方法や、その解決方法について説明します。

なお、ここではレンタルサーバとしてConoHa WINGを利用している場合について紹介します。それ以外のサーバを利用している場合は、「○○(利用しているレンタルサーバ名) WAF 変更」などと検索をすれば方法がわかると思いますので、そちらを参照ください。

確認方法

最初に、WAFに関するページに移動します。

  • ConoHaのコントロールパネルにアクセスし、左側のタブから、「サイト管理>サイトセキュリティ」をクリック
  • 表示されるページの上の方にある「WAF」をクリック

表示されたページを下にスクロールすると、WAFによってブロックされたアクセスの日時や内容についての一覧を見ることができます。

そこで、保存をクリックした時刻に、自分のIPアドレスが表示されている、攻撃ターゲットURLとして表記されているページが設定画面であるような項目があれば、WAFによってブロックされたことがわかります。

IPアドレスの調べ方等については割愛しますが、確認しなくても原因がWAFであれば下記の方法で解決することは可能なため、問題はありません。

解決方法

「確認方法」の項目のWAFに関するページから変更を行うことができます。

なお、WAFの解除方法について、特定のものだけを除外する方法と、WAF自体を停止する方法の二つがあります。

自分のアクセスのみ除外する方法

「確認方法」の項目で確認をした場合は、次のような方法で解決することができます。

  • 自分のアクセスがブロックされたことを示す履歴の同じ列の「除外」ボタンをクリック
  • 出てくる「対象の攻撃を除外しますか?」について「はい」をクリック

WAFを停止する方法

次のような方法でWAFを停止することができます。

  • WAFという表示の下にある利用設定をOFFにする

なお、審査用コードの貼り付けが無事完了した後は、ONに戻しておくことをお勧めします。

また、ONに戻すと、審査用コードを削除しない限り設定を編集し保存を行うと再び「閲覧できません(Forbidden access)」と表示されるようになりますが、その際は今回と同じ方法でWAFを停止してください。

WAFの設定を変更せずに解決する方法

ここまでで、WAFの設定を変更することによって解決する方法を説明しましたが、利用状況によってはサーバの設定を変更することができない・難しい場合もあるかもしれません。

そのような場合のために、WAFの設定を変更せずに解決する方法ついて簡単に紹介します。

それは、テーマを直接編集するという方法です。

ここでは詳しい説明を省略しますが、ヘッダーに関するファイルの適切な位置に審査用コードを貼り付け、保存をすることによって解決することができます。

貼り付ける場所についてはテーマによって異なるため、この方法を利用する場合は各自で調べてください。

ただし、テーマに直接書き込むことになるため、誤った編集を行うと不具合が生じる可能性があります。そのため行う必要性がある場合は、それぞれの責任で行うようにしてください。

まとめ

最後に、今回の内容について簡単にまとめます。

  • Google Adsenseの審査用コードを貼り付けて保存する際に「閲覧できません (Forbidden access)」と表示される場合は、サーバで動いているWAFがブロックしている可能性が考えられる。
  • WAFを一時的に解除することによって、上記の問題を解決することができる。

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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