暗記カードに使うカードは購入?自作? 両者のメリット・デメリット

暗記をする方法の一つに暗記カードを使った方法があります。

手軽に使えたりと便利ですが、作成するのに使うカードを買うか、自作するかについて迷っている方もおられるのではないでしょうか。

今回は、購入する場合、自作する場合の両者のメリット・デメリットについてまとめてみましたので、参考にしていただければ幸いです。

ただし、この記事では、自作の場合に用いる紙は普通のコピー用紙であることを前提としてメリット・デメリットの説明をします。紙の種類によって若干異なりますのでご了承ください。

なお、暗記カードの特徴について知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

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購入する場合のメリット

すぐに使える

暗記カードを購入する場合のメリットとして最初に挙がるのはこれではないでしょうか。

市販されているカードを購入すれば、あとは覚えたい内容を書き込むだけですぐに使うことができます。

様々な用途に応じたものがある

市販されている暗記カードには、通常のものとは異なるような、様々な特徴を持ったものもあります。

例として、防水タイプのものが挙げられます。

お風呂場のような、水がかかる可能性が高かったり、湿気が多いような場所だと、普通の紙では破れてしまったり、しわになってしまいます。そのような環境で使いたい場合、防水タイプのものを使うというのが選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

このような様々な工夫がされたものが手に入るという点も、購入する際のメリットと言えます。

丈夫である

市販されている暗記カードは比較的厚い紙を用いて作られているため、折れ曲がりにくいなど、耐久性が高いです。

そのため、同じカードを長く使って学習していくような場合や、頻繁に持ち歩いて使う場合などに便利です。

購入する場合のデメリット

コストが比較的高い

暗記カードを購入する場合、たくさん作ろうとするとコストが気になってくるところと思います。

なるべく安く済ませたい場合には、100円ショップで売られているものを使うのがおすすめです。種類によりますが、一セットで200~300枚程度入っています。

また、デメリットとして挙げましたが、重要な内容、頑張ってもなかなか覚えられなかった内容に絞って使うような場合に限って言えば、おそらくそこまで心配するほどではないと思います。

しかし、暗記カードを用いた学習を暗記のメインとしたいような場合には、頭の片隅に置いておいた方がよいと思います。

暗記カードの大きさが制限される

市販されているものは、商品によってサイズが決まっているため、作れる単語カードの大きさは販売されている商品に制限されます。

そのため、暗記カードに書きたい内容によっては適したサイズのものがないような状況も考えられます。

文字が小さくなってしまって見づらくなってしまうことはよくないため、ちょうどいいサイズがない場合には、それより一回り大きいものを用意しましょう。

とはいえ、大きいものになると、一枚当たりのコストが高くなるため、必要以上に大きいものを買いたくないということもあると思います。

そのような場合は、自作することをおすすめします。

自作する場合のメリット

コストがあまりかからない

使用する紙の種類によって差はありますが、暗記カードを購入する場合よりも安く作ることができます。

作るカードの大きさによって異なりますが、A4用紙一枚から15~40枚程度作ることができます。

一般的なコピー用紙の場合、500枚入りのA4用紙で500円程度であるため、かなり安く作ることができることがわかると思います。

サイズを自由に決められる

カードをどんな大きさで作るかを自由に決められるため、用途ごとに大きさを使い分けることも容易となります。

ただし、作りやすさを考えると暗記カードの作成に用いる紙を縦横それぞれを何等分かにしたものにした方がよいでしょう。

自作する場合のデメリット

耐久性があまりない

紙の種類によって異なりますが、コピー用紙を用いて作成する場合には特に注意が必要です。

コピー用紙は薄いため、何かの拍子に力が加わると、折れ曲がったり、破れたりしやすいです。また、輪ゴム等でまとめるとそこを中心にたわんでしまいます。

そのため、長期間使い続けるカードに使うのはあまりおすすめできません。

対策として、普通のコピー用紙よりも厚い、丈夫な紙を使用して作成することが挙げられます。

リングに通して使用するのは厳しい

紙の種類によって異なりますが、コピー用紙の場合、リングに通して使用するのは厳しいです。

コピー用紙は薄いため破れやすいです。そのため、使っているうちにリングとこすれて穴が広がってしまったり、穴の部分が裂けてリングから外れてしまう可能性があります。

対策としては、厚く丈夫な紙を用いて作成することが挙げられます。

また、リングに通さずに使う場合、電車内等での学習に使うことは厳しくなってしまいます。

そのため、リングに通さずに使う場合は家での学習用にするのが良いでしょう。

まとめ

暗記カードを購入する場合と自作する場合、両者のメリット・デメリットについて紹介してきました。

当然ですが、購入、自作いずれも一長一短なため、どちらが良いということはありません。

使いたい場面などの状況に合わせて決めていくことが大切なのではないでしょうか。

また、今回取り上げた自作する場合のデメリットについては、厚い紙を用いて作成すればカバーすることができます。しかし、その分作成にかかるコストが増えるという点は注意しましょう。

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